▼10日。金曜日。旗の台へ小4を1コマやりに。これが大変だ。小田原から横浜に東海道線。これはいいんだ。問題はその後。東急東横線に乗って自由が丘で今度は大井町線に乗り換える。帰りはこれに帰宅ラッシュが加わってもみくちゃにされる。何だかほんとに授業やりに行ってるんだか電車に乗りに行ってるんだか。もうそれだけでクタクタ。授業?満員電車の記憶しかない▼面接でお世話になったTさんと一緒になった。彼の第一印象で僕はこの会社に決めたみたいなところがある。ある意味、恩人。これからもお世話になります。
●本日の食事
朝/
昼/トースト、コーヒー
夜/キムチ鍋
▼11日。土曜日。オフ。奥さんと下の子は茨木の親戚の家へ。上の子は友達とカラオケ。僕は家でカウチポテトしたり、明日の準備したり▼昼間ジョエル・シュマッカー監督「オペラ座の怪人」を再見。あれ?シャンデリア、落とさないじゃん!って思ったら、別のタイミングで落としやがった、ファントムのやつ。エンドロールの映画用主題歌も要らねぇな。とってつけたみたいな主題歌は蛇足だろ。物語は年老いたラウルの回想という形で進んでいくのだが、年老いたラウルの場面(つまり物語中の「現在」。設定は20世紀初頭)はセピア色のフィルムで、回想シーンが始まるとそれにすこしずつ色がついてカラーになるというアイデアは悪くないなぁと思った。過去が蘇ってくる感じがなんともいい▼夕刻、松嶋・町山未公開映画を観るTV「ジーザス・キャンプ」観。噂に違わず衝撃的な内容。アメリカは民主主義国家であるという事実に目を奪われて、巨大なキリスト教国家であるというもう一つの事実を完全に忘れていた。しかもキリスト教福音派(いわゆる「原理主義」)を信奉する連中が8000万人もいるのだという。アメリカの総人口の実に3分の1、ほぼ日本の人口に匹敵するほどの連中がかなり偏った思想の持ち主だという、この衝撃。どうしちゃったんだよ、アメリカ▼僕は宗教教育を否定はしない。自分自身もそのもとで育ってきたという、自己のアイデンティティに関わる問題でもあるし、それ以上に人が生まれ育つ文化のおおもとに、宗教というものが何らかの形で関わっていないなどということはありえないことだから▼さらに誤解を恐れることなく言わせてもらうなら、宗教が政治に口を挟むということもまた否定しないし、むしろどんどん口を挟んでいくべきだという立場である。宗教が政治に無関心いることは害悪ですらあると思う。人の幸福を願うのが宗教なら、それを具現化する政治に無関心でいられるはずがないからだ▼僕がこの映画を観て心底怖いと思ったのはそういうことではない。僕が怖いと思ったのはふと気がつけば「原理主義」という偏った思想がアメリカのマイノリティではなくマジョリティになっていたという事実のほうである。恐ろしいことだ。ナチス・ドイツの台頭にも似た薄ら寒さを感じるのだ。
●本日の食事
朝/
昼/肉まん、トースト、コーヒー
夜/夕べのキムチ鍋で雑炊
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